こんなお悩みに

お顔が人それぞれ違うように、耳の形も大きさも人それぞれ違います。
「耳くらい・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、一度気になってしまったらドンドン気になってしまい、コンプレックスとなってしまいます。
近年では、ピアスをあける方が増えています。それに伴いピアスによるトラブルで耳たぶが切れるなどのご相談も増えています。
お一人おひとりにあった解決方法で、コンプレックス・お悩みを解消しましょう。
耳介・耳垂形成について
正常な耳

耳介の疾患
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立ち耳
立ち耳とは正面から見て耳が横に広がって見える状態のことで、医学的には側頭部と耳介の角度が起きた状態(目安として30度ほど)である場合を言います。
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コップ耳
耳介軟骨が変形して、耳介がちょうどコップのように丸くなって見える状態をコップ耳と言います。
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スタール耳
通常、耳介の上部は丸い形状をしていますが、耳介の上部外側がとがった形状になっている状態をスタール耳と言います。
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折れ耳
耳の軟骨が変形しており、耳の上部1/3が前方に垂れ下がってしまった状態の耳を折れ耳や垂れ耳と言います。
耳たぶ(耳垂)の疾患
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耳垂裂
耳垂裂には生まれつきの先天性耳垂裂と、ケガやピアスなどで切れた外傷性耳垂裂とがあります。
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副耳
副耳とは、先天性に耳の前から頬にかけてみられるイボ状の皮膚の隆起のことです。
耳介形成術・耳垂形成術について
耳たぶの異常を修正、耳の形を変える、その他、耳(耳介、外耳)については様々な治療が可能です。
ただしその治療には、『耳の形』が『耳の機能』と密接な関係になく、『耳の形』の修復の多くが、"美容的な問題"と見なされるため、健康保険の適応とは見なされないものも多く含まれます。
「眼鏡やマスクをかけるのに不便である」といった、耳輪埋没症などの生活に支障をきたす形の異常は健康保険の対象となりますので、専門医が診察をさせていただきますので、まずは気軽にご相談ください。
耳介形成手術は耳の形を修正して正常に近づける手術です。 当院では様々な耳の形の異常(耳介変形)についても治療を行っております。
これらの手術(耳介形成術)はいかに形の良い耳に仕上げるかが重要なポイントになります。 形成外科医として耳介形成術をおこなってきた院長が適応を判断しながら対応致しますので、お気軽にご相談ください。
立ち耳修正

立ち耳とは正面から見て耳が横に広がって見える状態のことで、両耳とも正面を向いている場合もあれば、片耳だけの場合もあります。
耳が大きく見えて目立つ、立ち耳のせいで顔が大きく見える、お顔とのバランスが悪い、などのコンプレックスをお持ちで治療を受けられる方が多くいます。
ご本人は気にされなくても、他人からの視線が気になって髪の毛で隠したりすることにストレスを感じている方、また、見た目だけではなく、メガネやマスク、ヘッドフォンなどがかからない、帽子がうまく被れない、真後ろからの音が聞こえずらいなど、生活面でも支障をきたす場合もあり、お悩みはさまざまです。
コンプレックスを持っている、ストレスを感じながら生活することは誰しも辛いものです。 治療をしようか迷っているのであれば一度カウンセリングを受けて、医師に相談してみてください。
コップ耳
- 耳が大きく見えて目立つ
- 人からの視線が気になる
- 顔と耳のバランスを整えたい
- アップスタイルをしたいけど、
耳が気になって髪の毛で隠している
スタール耳裂修正

スタール耳とは先天性の耳の変形の一種で、通常は耳介の上部は丸い形状をしていますが、耳介の上部外側が尖った形状になっています。 これは軟骨の曲がる方向に違いがあるためで、見た目以外にさほど支障はありません。 ですが、とくに西洋では悪魔的な印象を持たれたりする見た目が気になる特徴のようです。 こちらも手術で軟骨をふくめて形態を整えていきます。
折れ耳修正

耳の軟骨が変形しており、耳の上部1/3が前方に垂れ下がってしまった状態の耳を折れ耳や垂れ耳と呼びます。これは耳自体に影響があるわけではなく、音も問題なく聞こえます。
ただし、折れ曲がりが重度の場合は、変形した軟骨の影響でメガネやマスクを使用することが出来ないなどの問題を乗じる場合があります。
患者自身ご自身が特に問題を感じない場合は、手術を行う必要はありません。
折れ耳の治療は、見た目はもちろんですが、マスクや眼鏡のかけにくさなどが気になる場合に受ける方が殆どです。
耳垂裂修正

耳垂裂には、生まれつき耳たぶが割れている場合(先天性耳垂裂)と、ピアスなどで耳たぶが切れた場合(後天性耳垂裂)の2種類あります。
後天性の耳垂裂でもっとも多いものが、ピアス穴のトラブルによるものです。
ピアスなどで切れた耳たぶを治療せずに放置した場合、傷口から細菌が繁殖し、赤く腫れ上がる場合がありますので、受傷後早めに医療機関を受診することをおすすめします。
また、傷が落ち着いても一度切れてしまった耳たぶは自然に治癒することはありませんので、耳垂裂の治療が必要となります。経験豊富な医師が美容外科・形成外科の技術で自然で美しい耳垂形成を行います。
※ピアスによる傷跡は美容医療(自費診療)になると考えますが、比較的低価格で、美容外科の技術で傷がわからないように手術します。詳しくはクリニックにて診察をお受けください。
副耳修正

副耳(ふくじ)は生まれつき見られる耳の前や頬にイボ状に突起した皮膚の隆起です。 ほとんどの場合、片側の耳の周囲に1個だけ存在しますが、時に両側に存在する場合や、複数個存在する場合もあります。
頻度としては1000人に15人の割合で発症すると言われており、生まれつきの変形としては比較的発症頻度の高いものです。
副耳は皮膚のみではなく中に軟骨を含むことが多く,耳に近い場合には副耳と耳の軟骨同士が深いところでつながっていることもあります。
副耳は腫瘍ではなく、本来、耳を構成するはずの組織が耳に含まれずに離れた部位に独立してしまったものです。腫瘍のようにどんどん大きくなったり、悪性化して転移することはありません。ただし、正常な耳と同じように、成長とともに若干大きくなったりします。
治療法としては、皮下の軟骨を含めて切除して丁寧に縫合します(保険診療:副耳切除術)。形成外科専門医が、できるだけ術後にも傷跡が目立たなように閉鎖します。
治療方法について
耳介の治療方法について
切開法
立ち耳の治療のほとんどの場合、切開法を用いての手術が一般的です。
耳の後ろを縦に数センチ切開し、耳の形を整える方法です。
耳の裏側の付け根の皮膚を、3~5cm切開し、耳の後の部分の皮膚と縫い合わせて、耳が後ろに倒れるような形にするなど、矯正しますので、半永久的な効果が期待できます。
また切開法では、軟骨の形を整えることも可能です。
※当院では手術治療に関しまして、形態の作成の自由度や再発率の観点から、メスを用い根治をさせるための切開法をご提案します。
耳介手術の流れ
皮膚の切開部分や、軟骨の形成箇所に目印をつけます。
局所麻酔を行います。
耳の後ろを2~3cmほど切開し、必要であれば軟骨の形を整え、糸で固定します。
左右の耳のバランスをみて、皮膚の縫合をします。
医療用のガーゼとテープで患部を保護します。
切開法 詳細
手術時間 | 片耳60分くらいです |
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入院の必要性 | 入院の必要はありません |
通院 | 術後1週間後に抜糸を行います。 |
痛み・腫れ | 概ね5~7日ほどで落ち着いてきます。 |
シャワー・入浴 | シャワーは翌日から、入浴は抜糸後から可能です。 |
その他 | ・施術日~3週間ほど就寝時は横向きではなく、仰向けに寝るように心がけてください。 ・患部が刺激されるような運動は1ヶ月ほど控えてください。 ・飲酒は2日ほど控えてください。 |
埋没法
メスを使わずに立ち耳修正手術を行う方法です。
耳の軟骨を糸を用いて形成し固定することで、耳の形を修正します。切開法のような切開する必要がないので、傷跡もほとんどの場合残りません。
万が一、治療後に耳の形が思い通りではなかった場合は、元に戻すことが可能です。
埋没法は、軽度の立ち耳や、切開法が不安な方の治療法ですが、後戻りも懸念され、当院ではおすすめしておりません。
永久的な改善を求める場合は切開が必要と考えられます。
耳垂の治療方法について
まずデザインの時点で3次元的な形態を把握し、手術で裂の部分を切除し、立体的に最もきれいな形に組み上げ縫合します。
縫合の際は、顔面の美容外科と同じ手法で細かく縫合し、とける糸を使用しつつしっかり中縫いまで行いますので、将来的にきれいな傷に安定することが期待できます。
耳垂手術の流れ
皮膚の切開部分や、切除すべき部分に目印をつけます。
局所麻酔を行います。
耳たぶを切開、切除し、溶ける糸で全体的な形を固定します。
左右の耳のバランスをみて、皮膚の縫合をします。 医療用のガーゼとテープで患部を保護します。
耳垂手術 詳細
手術時間 | 片耳30分くらいです |
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入院の必要性 | 入院の必要はありません |
通院 | 術後1週間後に抜糸を行います。 |
麻酔 | 局所麻酔を使用します。 |
痛み・腫れ | 概ね2日ほどで落ち着いてきます。 |
シャワー・入浴 | シャワーは翌日から、入浴は抜糸後から可能です。 |
その他 | ・施術日~3週間ほど就寝時は患部が圧迫されないような就寝体位を心がけてください。 ・激しい運動は数日控えてください。 ・飲酒は当日は控えてください。 |
ブリスクリニックの耳介・耳垂形成術の特徴
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美容医療を主とする
形成外科専門医が担当。美容医療を主とする形成外科専門医が、カウンセリングからアフターケアまで担当します。
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患者様にとって、
ベストな治療を提案します。右だけ、左だけといった片方だけを切除することを望まれている方も多くいらっしゃいます。カウンセリングでお悩みをお聞かせいただき、切除したい長さのご希望をお聞きします。
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仕上がりを考えた治療。
形成外科では最終的な仕上がり(形態の再建、審美的改善 )にこだわります。
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保険適応での治療が
可能なケースも。日常生活に支障をきたす場合や耳介奇形(変形)に対して保険適応で治療が可能なケースも。
費用について
保険診療
症状 | 料金 |
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耳介軟骨形成を要する 耳介形成など |
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耳介形成を要しない 耳介形成など |
自費診療
症状 | 料金 |
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耳介軟骨形成を要する 耳介形成など |
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耳垂形成(ピアスが裂けた耳たぶ) |
※価格は全て税抜き表記です。
※お支払い方法は、現金の他、各種クレジット(VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERSなど)、医療ローンをご用意しております。

※保険診療につきましては現金でのお支払いに限ります。
立ち耳治療Q&A
立ち耳の手術は傷跡は目立ちますか?
傷跡は耳の裏側の裏側にて、しわに沿ったデザインをします。
立ち耳の治療後、戻ってしまうことはありませんか?
手術では確実に固定しますので、効果は半永久的です。ただし、立つ癖が強い場合は多少の後戻りも生じる可能性があることをご了承ください。
何歳くらいから治療を受けることができますか?
当院では全身麻酔や入院加療を行っておらず、局所麻酔での手術を推奨しているため、乳幼児は対象としておりません。そのため、15歳程度以上でご本人に治療意欲がある患者様のみを対象とさせていただいております。 幼い小児の場合は当院ではなく入院施設を備えた大学病院などの施設をご案内することになります。
片耳だけでも治療は可能ですか?
もちろん可能です。もう片方の耳とのバランスを考慮し、できるだけ左右対称になるように調整しながら手術します。
治療の流れ
01 ご相談、ご予約
お電話(フリーダイヤル)・お問い合わせフォーム・Dr.直通メールにて、ご相談やご予約を承ります。
不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
02 カウンセリングのご来院
当院では、必ずドクター自ら、患者様の症状やお悩み、ご希望などお伺いしております。
最適な治療法を患者様と一緒に考え、それぞれの利点と欠点についてご説明いたします。
当院では、不要な手術や治療はお勧めしていません。患者様がご希望される治療であっても不必要と思われる場合や、その効果が望ましくない場合は、やらないという選択も含め、最適な選択肢を提案させていただきます。

03 治療・施術
美容外科、形成外科の視点を持って形成外科専門医が治療を行います。
それぞれの状況に適した治療、ご希望や事情に合致した治療を提供できるよう、スタッフ一同、親身で丁寧な治療に努めています。

04 施術後
施術後の注意点について
治療内容により経過は異なりますが、専門医が親身にアフターケアをいたしますので、安心して何でもご相談ください。
アフターケアについて
当院では、施術後のカウンセリングや定期健診など患者様に安心していただけるよう「きめ細かいアフターケア」を行います。
気になる点などありましたら、お気軽にご相談ください。

クリニック紹介
ブリスクリニックは・・・
専門医による、親身な美容外来
形成外科、美容医療、抗加齢医学から救命まで経験をした形成外科専門医が美容医療に当たらせていただき、患者様にご安心と満足いただける仕上がりを目指しています。美容や傷あとの悩みなど、小さなことでもお気軽にご相談ください。
抗加齢医学専門医による外来
加齢性の変化に対応した治療を抗加齢医学に基づき、見た目から全身の老化に対する点滴療法まで、総合的に治療を行います。福岡大学形成外科関連施設での、知識、技術を踏襲し、患者様に寄り添い、ともに治療方針を決定します。
肌についての研究(医学博士)をもとにした美容皮膚科
しみ、しわ、肌の若返り治療、そして外科治療まで、幅広い選択肢を提示しています。
その中から最善の治療を患者様本位で考え、美容医療のご経験がない方でもご安心いただけるよう、親身に一緒になって選びます。


院長紹介

院長 田尻 豊和
私はこれまで形成外科で研鑽をつみ、大学スタッフとして顔~足先まで、体の表面の見えるすべてのパーツを如何に美しく治すかを追求してまいりました。
これまでの大学関連施設での仕事は患者様本位に救命(ER)から美容クリニックの院長などまで幅広く経験をしてまいりました。
この形成外科専門医かつ皮膚外科および肌の知識を生かし(医学博士)、多くの方にご満足いただけるよう、 あらゆるニーズにお答えするよう心掛けています。
また、当院では落ち着いた空間をご用意し、喜びにあふれるひと時を過ごしていただけるよう、スタッフ全員で取り組んでおります。
自費診療、保険診療も含め親身で誠実な医療をモットーに、皆様に喜ばれる接遇・施術を追及し親身に対応いたします。
一期一会の出会いを大切に、皆様に愛されるクリニックを作りたいと考えています。ぜひお気軽にご相談ください。
経歴
福岡県立筑紫丘高校
国立琉球大学医学部医学科卒業
公立学校共済組合九州中央病院にて臨床研修
福岡大学形成外科へ入局
福岡大学病院形成外科勤務
福岡大学病院救命センター外傷担当班(ER)
浜田医療センター形成外科部長代理(島根)
済生会下関総合病院形成外科(山口)
大道中央病院形成外科・美容外科部長・クリニック院長(沖縄)
美クリニックハウステンボス美容外科・美容皮膚科院長(長崎)
臨床の傍ら福岡大学形成外科の大学院博士課程に所属し創傷治癒の研究
施術・手術分野の専門性
施術-各種抗加齢注射、シミの相談・治療
手術-上下まぶたのたるみ改善の他、形成外科で培った技術で仕上がりの美しさにこだわります。
資格など
医学博士(課程博士)
日本形成外科学会専門医
日本抗加齢医学会専門医
日本美容外科学会(JSAPS)正会員
ボトックス認定医
クリニック案内

フォトギャラリー






アクセス
- 西鉄バス渡辺通1丁目バス停より徒歩約1分
- 西鉄電車薬院駅より徒歩約8分
- 地下鉄渡辺通駅より徒歩約4分
博多駅よりお越しの方
博多口のKITTE前にて「Bのりば」バス停から数分おきに発車するバスに乗車し(ほぼ全てのバス)、約5分でクリニック最寄りの「柳橋」バス停に到着します。
薬院方面のバス(下線)へお乗りください。
天神よりお越しの方
天神の「博多大丸前」バス停から渡辺通を南下(直進)するバスにお乗りください。約5分でクリニック最寄りの「渡辺通1丁目 FM福岡前」バス停に到着します。